小林製薬の栄養補助食品は、すべての品目で残留農薬検査を実施しています。
小林製薬の栄養補助食品は、すべての品目で残留農薬検査を実施しています。最終製品は全て、開発時の最新レベル(2008年度は約400項目)の残留農薬検査を実施し、安全を確認したうえで発売しています。また、農薬の残留が懸念される植物由来原料などを使用している場合は、原料そのものについて、リスクに応じた残留農薬検査を実施しています。
分析に関しては公正を期すため、分析能力に関する国際規格(ISO 17025)の認定を受けている第三者試験機関で実施しており、客観的な分析結果を実現しています。検査する農薬の種類は、厚生労働省が毎年指定する「検疫所モニタリング検査項目」をもとに、原料メーカーや行政から得た情報を参考にしながら独自の基準を設けて選択しています。また、毎年、最新の情報に基づき、検査項目を見直しています。
検疫所が指定する項目や原料、製品のリスクなどに応じて、検査項目や検査の頻度を変え、万全な体制を整えます。
製品開発段階から、製品の安全性をさまざまな角度から確認しています。
さまざまな目線で原料を事前チェック
実際に農地を訪ねて、土壌や作物のサンプリングを行います。
「食品原料安全性検討会」では、さまざまな視点から安全性を検証。認定された原料だけで栄養補助食品が製造されます。
新しい製品を開発するとき、まず研究担当者が開発製品に配合予定の原材料情報を収集し、原料の原産地や流通過程(トレーサビリティー)、製造方法を確認します。小林製薬では、混入した農薬を検査するだけではなく、農薬が“そもそも”混入しないように最善の管理体制を目指しています。たとえば、原料情報をもとに特にチェックが必要と判断した原料は、発売前後を問わず、研究担当者が国内だけでなく海外にも足を運び現地査察を行います。農作物であれば農地を訪ねて農薬の使用状況や記録、検査結果の確認、土壌や作物のサンプリングを行うのです。もちろん農薬だけでなく、有用性、食経験、アレルギー、遺伝子組み換え、変異原性(発がん性)、重金属やヒ素などの有害物質、JAS法※1や食品衛生法※2への適合などについても、膨大な情報を収集し調査。その調査結果をもとに研究-品質保証-生産管理-安定供給の側面から厳しくチェックします。さらに、毎月開催される「食品原料安全性検討会」では品質管理部門、研究開発部門、製造部門、原料調達部門の各専門家が集まりさまざまな角度から原料の安全性、有用性を審議し、ときにはさらに追加試験を行ったうえでその原料の採用が認定されます。
| ※1 | 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律のこと。原材料・原産地などの品質に関する一定の表示が義務づけられている。 |
| ※2 | 食品の安全性を確保し、飲食にともなう衛生上の危険を防ぎ、国民の健康を守るための法律。 |

試作品による検査
原料としての安全性を厳しく確認した後、試作品を用いて実際の製品形状での試験が行われます。製品形状で試験することによって、お客様が召し上がった際の安全性や有用性を、より的確に評価できると考えるからです。残留農薬検査、重金属・ヒ素の検査、菌検査(大腸菌群などの有害菌が混入していないか)、アレルギー分析(アレルギー物質が含まれていないか)に加え、毒性検査を実施し、製品特性に応じて、変異原性試験(発がん性の確認)なども行われます。また栄養成分が一定量含まれているか、その量が賞味期限を通して保持されるか、味、香り、見た目の品質が保たれているかの確認を行い、安全面、品質面ともに万全な管理体制で製品化に備えます。

実際の設備を使い最終確認
最後に実際の製造に用いられる大規模な設備を用いて実製造さながらの試作を実施し、品質に関する最終チェックを行います。ここでは、栄養成分がどの製品にも一定量入っているか、製品に割れ・欠けがないか、重量・粒数が一定か、異物や有害菌が製品に混入しないかを確認します。さらに実際の輸送を再現した長距離輸送テスト、落下テストを実施し、製品を一定の品質でお客様にお届けできるかを最終確認します。

