


中高年になると、ひざの痛みで悩む人が増えてきます。その原因の多くは「変形性ひざ関節症」。ひざの関節軟骨が加齢や肥満、使い過ぎなどのためにすり減って、関節が変形してしまう病気です。
ひざが痛いと、歩いたり、動かすことを控えてしまいがちですが、使わないでいると太ももの筋力が低下して、ひざを支える力が衰え、かえってひざ関節への負担は大きくなります。進行を予防し痛みをやわらげるには、簡単な運動やウォーキングなどを続けて、太ももの筋肉を鍛え、ひざの関節軟骨にかかる負担を減らすことが大切です。その際、運動中や運動後に痛みが強くなるようなら、無理にがんばることは避けましょう。
また、これからの寒い季節はひざの“冷え”にも注意したい時期。ひざを温めて血行を促すと、痛みがやわらぎます
ひざが痛いと、歩いたり、動かすことを控えてしまいがちですが、使わないでいると太ももの筋力が低下して、ひざを支える力が衰え、かえってひざ関節への負担は大きくなります。進行を予防し痛みをやわらげるには、簡単な運動やウォーキングなどを続けて、太ももの筋肉を鍛え、ひざの関節軟骨にかかる負担を減らすことが大切です。その際、運動中や運動後に痛みが強くなるようなら、無理にがんばることは避けましょう。
また、これからの寒い季節はひざの“冷え”にも注意したい時期。ひざを温めて血行を促すと、痛みがやわらぎます


ひざの痛みをやわらげるひと工夫
毎日気長に、痛みの出ない範囲で運動しましょう

脚の筋肉をつけましょう。片脚20回ずつ、
左右で1セットを、朝・晩に行います。
左右で1セットを、朝・晩に行います。


続けることで、少しずつひざ関節の動く範囲が広がります。
勢いをつけず、ゆっくりと長い時間伸ばすことが大切です。
片脚5回ずつ、左右で1セットを朝・昼・晩に行います。
勢いをつけず、ゆっくりと長い時間伸ばすことが大切です。
片脚5回ずつ、左右で1セットを朝・昼・晩に行います。



毎日、少しずつでも歩くことを心掛けましょう。ウォーキングの前には軽い準備体操を。歩くと痛みのある人は、杖を使うなど、無理のない方法で。
冬場は特に、ひざを冷やさないようにしましょう。蒸しタオル、カイロ※などをあてるなどして、いつも温かい状態に。保温をかねて市販の「ひざサポーター」を使う方法もあります。

※直接肌にあてるのは避け、布などの上から使いましょう
ひざの痛みをやわらげるおすすめの成分
コンドロイチン硫酸
関節軟骨の構成成分のひとつ。軟骨の弾力性を高め、すり減りを防いで、滑らかに動くよう働きます。ヒアルロン酸とともに関節液の成分にもなっています。

コラーゲン
軟骨や骨、皮膚に多く存在するたんぱく質。軟骨の弾力性を保ち、強さを支える働きをしています。ビタミンCと一緒に摂取することで、体内での合成が促されます。
グルコサミン
人の軟骨の構成成分で、コンドロイチン硫酸やヒアルロン酸などの原料となります。加齢とともに体内での合成能力が衰え、軟骨組織にも影響を及ぼすとされます。食物などから補うことで軟骨組織や関節の状態、痛みなどの改善に役立つと考えられています。ヨーロッパでは1980年代から変形性関節症の治療薬として使用されており、日本でも、1日1500mgの摂取により平地歩行時のひざの痛みなどが改善された例が報告※されています。
※ 磐田振一郎「グルコサミンの変形性膝関節症に対する効果」(2008)より
