私達の血液は、時速10kmほどの速さで全身を巡っています。その際、健康な血液は赤血球や白血球がしなやかで変形しやすいため、細い毛細血管もスムーズに通り抜けてサラサラとすみずみまで流れます。しかし、脂分や糖分の摂り過ぎ、ストレスや疲労などの要因が重なると、赤血球などの膜が硬くなったり、細い血管をうまく通れなくなったり、赤血球や白血球が固まりやすくなるなど、変化が起こります。これがいわゆる“ドロドロ血液”と呼ばれる状態で、血流が悪くなり、肩こりや頭痛、手足の冷え、疲れが抜けにくいなどの不調を引き起こす原因にもなります。このドロドロ血液は放っておくと「動脈硬化」や血管に血栓が詰まる「血栓症」などの重大な事態を招く危険性が高まるため、注意が必要です(左図参照)。血管や血液の健康を守るため、まずは生活習慣の見直しから始めませんか。