すこやか通信

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すこやか通信vol.18

健康ミニコラム
●コレステロール値の低下
●脂肪の吸収を抑える
・血清尿酸値を抑える
・血圧上昇を抑える
・便秘を改善する

キトサン

食物繊維
キトサンは、ズワイガニなどの甲殻から抽出した、不溶性の動物性食物繊維です。体内に入ると胃酸などの酸に溶けるなど独特の性質をもっていることから、私達のからだに役立つさまざまな働きをしてくれます。

プラスに帯電
キトサンの働きのなかでも、コレステロールを下げる働きが注目されていますが、その秘密はキトサンが”プラスに帯電“しているという性質によります。胃酸に溶け腸管内でゲル状になったキトサン(プラスに帯電)は、マイナスに帯電している胆汁酸を吸着。便として体外に排出します。すると、肝臓では新たな胆汁酸をつくるために、血中から胆汁酸の材料であるコレステロールを取り込もうとします。その結果として、血中のコレステロールは低下すると考えられています。 

脂肪吸収をブロック
キトサンは、脂肪が気になる方にも強い味方です。食事から摂った脂肪分は、十二指腸で胆汁に含まれる胆汁酸やリン脂質と混ざり、小さな油滴になります。そして、すい臓から分泌されるリパーゼにより、脂肪酸とグリセリンなどに分解され、小腸で吸収されます。キトサンは、そのリパーゼの働きを抑える作用をもっており、脂肪が体内に吸収されるのを抑制します。ほかにもキトサンは、血圧や血糖値を下げる、プリン体の吸収を抑制して痛風の原因となる血中尿酸値の上昇を抑えるなど、幅広く活躍。さらに、腸内環境を整え、便秘を改善するという食物繊維本来の働きももっています。

コラム
カニの甲殻が糸や皮膚に変身!?
わが国で国家プロジェクトとして20年余り前から研究が進んでいるキトサン。最近では、組織が規則正しく並び、繊維やフィルム状に加工しやすい特性から、手術用の糸や人工皮膚にも利用されています。分子構造が人体の分子構造に近いため、拒絶反応が起こらず、手術用の糸も体内で自然に溶けて、抜糸の必要がありません。(佐藤秀昭著「キチン・キトサンが効く」ハート出版より)