
肌を外部刺激、水分蒸散から守り、保湿とバリア機能に働く
肌の乾燥は、小ジワやかさつき、肌荒れなどのトラブルにつながりやすく、肌老化を進めると考えられますが、そのような肌トラブル改善のカギとされる成分がセラミドです。
セラミドは、皮膚のうちでもいちばん外側の「角質層」という部分に存在しています。角質層は厚さ約0.02 mmと薄いものですが、「角質細胞」がレンガのように並び、そのすき間をしっくいのように「角質細胞間脂質」がぴったりと埋めて、紫外線や細菌などの外部からの刺激や異物の侵入を防ぐとともに、皮膚の中から水分が失われていく(蒸散)のを防いでいます。セラミドはこの「角質細胞間脂質」の約50%を占め、バリア機能の主役として、肌の水分を保ち、バリア(障壁)のように外部刺激や水分蒸散から守る働きをしています(図1下図参照)。
セラミドは、皮膚のうちでもいちばん外側の「角質層」という部分に存在しています。角質層は厚さ約0.02 mmと薄いものですが、「角質細胞」がレンガのように並び、そのすき間をしっくいのように「角質細胞間脂質」がぴったりと埋めて、紫外線や細菌などの外部からの刺激や異物の侵入を防ぐとともに、皮膚の中から水分が失われていく(蒸散)のを防いでいます。セラミドはこの「角質細胞間脂質」の約50%を占め、バリア機能の主役として、肌の水分を保ち、バリア(障壁)のように外部刺激や水分蒸散から守る働きをしています(図1下図参照)。

肌の乾燥やかさつき、シワなどを改善。肌の老化対策に
残念なことに皮膚のセラミドは加齢によって減少します(図3参照)。セラミドが減少すると角質細胞同士のすき間をきっちり埋めることができず、バリア機能が低下(図1上図参照)して、外部からの刺激を受けやすくなるとともに、保水力が落ちて乾燥しがちになります。そうした肌の乾燥は小ジワやかさつきなど、肌老化を進める大きな要因になるとされます。
セラミドを食品として摂取することでからだの中から働き、肌の乾燥を抑えて保湿力を高め、かさつきやシワも改善したとの報告があります。また、食品とは構造が異なりますが、肌に塗布することで補充でき、バリア機能を発揮すると期待されているスキンケア成分としての「天然型セラミドⅡ」もあります(下コラム参照)。
セラミドを、からだの中から補給するとともに肌の外からも取り入れ、肌の乾燥や肌老化の進行を防ぎ、潤いのある健やかな肌を保つ助けにしてはいかがでしょう。
セラミドを食品として摂取することでからだの中から働き、肌の乾燥を抑えて保湿力を高め、かさつきやシワも改善したとの報告があります。また、食品とは構造が異なりますが、肌に塗布することで補充でき、バリア機能を発揮すると期待されているスキンケア成分としての「天然型セラミドⅡ」もあります(下コラム参照)。
セラミドを、からだの中から補給するとともに肌の外からも取り入れ、肌の乾燥や肌老化の進行を防ぎ、潤いのある健やかな肌を保つ助けにしてはいかがでしょう。
そのほか、体質や、紫外線、温度、湿度などの外的環境、ストレスや疲労などによっても減少するとされます。
かさついてかゆみや炎症をともなう「老人性乾皮症」も、加齢によるセラミドの減少など、バリア機能の低下が一因とされています。
(a、b共通)
健康な男女31人(男性19人、女性12人 平均年齢31.2歳)を、植物由来のセラミド 1日に0.6mg摂取群16人と、プラセボ(偽薬セラミドなし)摂取群15人の2群に分け、4週間後の皮膚状態の変化を機械で測定した。
(a)セラミド摂取群はプラセボ群に比べて水分蒸散量が減少し、水分の蒸散が抑えられていることがわかる。
(b)セラミド摂取群はプラセボ群に比べて角質層の水分量が増加し、皮膚の保湿性が改善した。 坪井誠 FOOD STYLE 21,10, 2006 より

植物に存在する「セラミド」はセラミドに糖が結合したもの。そのうち糖がグルコース(ブドウ糖)のものをグルコシルセラミドという。ここで経口摂取の場合の「セラミド」はすべてグルコシルセラミドを指す。
スキンケア成分「天然型セラミドⅡ」は、人の皮膚に存在するセラミドⅡと同じ構造をもつため肌なじみがよく、不足している部分に直接補充でき、バリア機能を保持改善すると期待されています。天然型セラミドⅡ配合のスキンケア製品や化粧品もあります。
皮膚に存在するセラミドには数種類あり、皮膚にあるセラミドの約21%を占める「セラミドⅡ」という種類は保水機能、バリア機能が優れているとされます。
皮膚の角質層に含まれるセラミド量は、加齢とともに減少。
グラフの中の点は、一人ひとりの数値。
グラフの中の点は、一人ひとりの数値。
Imokawa, G. et al., J. Invest. Dermatol., 96, 1991 より
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