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ノコギリヤシ
前立腺の肥大を抑え、排尿トラブルの改善に役立つ
北アメリカ原産のヤシ科の植物「ノコギリヤシ」は、ノコギリ状のギザギザとした部分をもつことが名前の由来。オリーブ大の果実は昔からアメリカ先住民の食物であり、尿路障害など排尿トラブルの民間薬として使われたといわれます。近年では研究が進み、その果実エキスが前立腺の肥大化を防ぎ、肥大化にともなって生じる頻尿や残尿感などの諸症状の改善に役立つことがわかってきました。ヨーロッパの国々では初期の前立腺肥大症の治療薬として使われており、米国や日本ではサプリメントとして利用が広まっています。
前立腺肥大症患者のうち6人は、1日にノコギリヤシ果実エキス320mgを含む食品を8週間摂取、別の6人はプラセボ(偽薬)を8週間摂取した結果、ノコギリヤシ果実エキスを含む食品摂取群はプラセボ群に比べてIPSS
※
のスコアが有意に改善した。
第11回日本補完代替医療学会 学術集会より
※
WHOが作成した、前立腺肥大症を診断する基準のひとつで、排尿状態などについて7質問項目からの合計点数によって評価する。点数が高いほど重症。
カボチャ種子
尿道の括約筋の働きをよくし、頻尿や尿もれを改善する
ふだん、私達の食卓にのぼるカボチャとは違い、薬用カボチャの一種であるペポカボチャの種子から抽出したエキスは、古くからヨーロッパなどで尿トラブルを改善する薬として用いられてきました。ドイツでは頻尿の治療薬として認可され、安全な植物性医薬品として使用されています。弱くなった尿道括約筋の働きをよくするとされ、トイレが近くなる頻尿や、笑ったりくしゃみをしたときなどに起こる尿もれ、残尿感など、加齢にともない起こりがちな、排尿トラブルの悩みの改善に期待されている成分です。
カボチャ種子
は、ドイツ・コミッションEで
治療薬
として
認可
されています
ドイツ保健省にある「植物治療と薬用植物を担当する委員会」が発表する、生薬や医薬品製剤の安全性を評価承認する薬草研究機関をドイツ・コミッションEといいます。1991年には、ドイツ・コミッションEにより、薬用カボチャの完熟種子を乾燥させたものとその抽出物が頻尿や残尿感などに有効な治療薬であるとして認可されました。
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