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話題の成分で健康力アップ 行者にんにく 滋養強壮や疲労回復に働く天然のスタミナ源
「元気がでる」作用をもつ北国育ちの希少な植物
「行者にんにく」は、その昔、北国の山中で厳しい修行を続ける行者が、体力をつけるために探してこっそり食べたという言い伝えに由来する山菜です。滋養強壮や疲労回復の作用があることから、現在でも北海道などの寒冷地の食卓に登場しているそうです。名前はにんにくですがニラの仲間で、食用部分は葉や茎の部分です。成長するのに8年という長い時間を要し、収穫も天然のものは1年のうち1ヵ月程の短期間に限られている貴重な植物です。
生活に活力をもたらし、全身の健康をサポート
「行者にんにく」は、食べるとスタミナがつき、毎日の生活に活力をもたらしてくれるとして注目されています。最大の特徴は、にんにくのような独特の香りや辛味。そのもととなるのはイオウを含んだ化合物(含硫化合物)で、これらのにおい成分には、血液をサラサラにする作用や内臓脂肪を燃やしやすくする作用など、全身の健康に役立つさまざまな働きがあることがわかっています。
雪解けの頃、険しい山の
斜面に自生しています
収穫までに8年を要し、雪解けの頃に採取されます
寒冷地の山間部に自生する「行者にんにく」。希少な植物といわれる理由に、食べられる大きさに生長するのに8年もの歳月を要することや、4月末から5月にかけての雪解け時期にしか採取できないことなどがあります。
収穫までに8年を要し、雪解けの頃に採取されます
北海道をはじめ、北の山地に育ちます
次の芽ぶきのために根と茎の下部は残し、茎を傷つけないよう斜めにナイフを入れます
「行者にんにく」は近年乱採が進み、人が簡単に入れる地では採れなくなっています。熊のでるような山奥の斜面で、“行者にんにくの名人”と呼ばれるベテランが危険な採取に臨みます。山中を4〜5時間も探し歩き、沢のきわの崖に生える天然の「行者にんにく」を、からだに命綱をつけて、小さな鎌で1本ずつ採取するのです。